古謝美佐子の唄会


第一部は、古謝美佐子ソロ 第二部は、文楽人形『吉屋チルー物語』(唄・語り=古謝美佐子 人形=吉田勘緑・木偶舎 脚本・音楽=佐原一哉)
【文楽人形って何?】という方にちょっと解説。(実は私も知りませんでした)
『人形浄瑠璃』とも言われる文楽人形は、三人で一体を遣う人形と三味線や義太夫節が合体した伝統芸能で、世界無形文化遺産にもなっています。
その昔から、玉城朝薫が組踊りを作る際に歌舞伎や能狂言等と合わせて見聞きし影響を受けたと言われています。その上、文楽−人形浄瑠璃には『人情』を題材にした演目も多く、沖縄の『情き』の心と深く共通します。伝統と現代、人形と人間の深いコラボレーションが素敵でした

第一部では、美佐子さんの『黒い雨』の熱唱に合わせて人形が出てきたのですが、兵隊が子供を背負った姿がとてもリアルで迫力があり、会場から啜り泣きが聞こえてました。もちろん私も

そして第二部、『吉屋チルー物語』。美佐子さんの語りと人形の共演です。チルーが三味線を弾くシーンがありますが、美佐子さんの手元と人形の仕草がピッタリなのです。これには会場から大きな歓声があがります

そして最後の『童神』にも人形が合わせます。
いよいよフィナーレになっても観客の拍手はおさまらずアンコールになりました

アンコールは『トーシンドーイ』いわゆるカチャーシーです。これもびっくり


最後も大きな拍手で幕が下り、みんな『手が痛い』と満面の笑顔でした。